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閑話115 イギリス海軍の駆逐艦 その3

みなさんこんにちわ。
ロコンディーです。

ついに、雪風さんの改二が実装されましたね!
雪風改→丹陽→雪風改二と改装出来て、丹陽と雪風改二はコンバーチブルではないようです。
とりあえず、ウチの雪風さんは迷わずに改二まで改装しました。
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いや~、「雪風、帰ってきました。これからも、ずっと、よろしくお願いします!」とのセリフを聞くと、
思わず目頭が熱くなってきますね。
もちろん、中華民国(台湾)海軍の丹陽としても使っていきたいので、
現在演習で2隻目の雪風さんを育てている最中です。
こちらも頑張って育てていきたいと思います。



さて、今回もイギリス駆逐艦の続きになります。
まずは恒例の武装一覧から。
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見づらかったらクリックして拡大してください。

前回はA級駆逐艦まででしたので、B級嚮導駆逐艦からになります。


●B級嚮導駆逐艦Keith
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【B級嚮導艦 キース】


 第1次大戦後、イギリス海軍は第1次大戦時の駆逐艦から新型の駆逐艦へ艦隊を再編するために、第一次大戦後初の量産型駆逐艦のA級駆逐艦を建造しました。そして、このA級駆逐艦の発展型として設計されたのがB級駆逐艦になります。キースはこのB級駆逐艦の1番艦で嚮導艦として建造されました。しかしながら、キースはA級嚮導艦のコトリントンとは異なり、経費節約のために他のB級駆逐艦と同じ船体設計で建造されたため4.7インチ単装砲が4基とB級駆逐艦と変わらない武装になっています。計画では4.7インチ単装砲を一基減らし、司令部施設を設ける計画もありましたが、キャンセルされています。
  ・Keith キース


●B級駆逐艦 B class

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【B級駆逐艦 バジリスク】


 B級駆逐艦は当初、A級駆逐艦よりも大型で強力な武装を持つ駆逐艦を計画していたが、予算関係でほぼA級駆逐艦と同じ構成の駆逐艦となっています。しかしながら、イギリス海軍省の方針により、掃海と対潜をA級とB級でそれぞれ役割分担する事になり、A級駆逐艦が2速駆逐艦掃海具(TSDS)を備え掃海任務に特化していたのに対し、B級駆逐艦は119型ソナーを装備し、さらに対潜装備も充実させました。この方針は後のC級・D級駆逐艦でも踏襲されました。
  ・Baslisk バジリスク
  ・Beagle ビーグル
  ・Blanche ブランチ
  ・Boadicea ボーディシア
  ・Boreas ボーリアス
  ・Brazen ブレイズン
  ・Brilliant ブリリアント
  ・Bulldog ブルドッグ


●D級嚮導艦Duncon
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【D級嚮導駆逐艦 ダンカン】


 D級嚮導艦はA級・B級に続くC級およびD級駆逐艦の嚮導艦として計画された駆逐艦で、C級嚮導艦であるケッペンフェルトとほぼ同型艦となります。排水量はは他のD級駆逐艦より若干多くなり、定員も30名程多くなっていますが、武装に関してはD級駆逐艦と変わらないものとなっています。
  ・Duncon ダンカン


●D級駆逐艦 D class
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【D級駆逐艦 ダイアナ】


 D級駆逐艦はC級駆逐艦と共にB級駆逐艦の発展型として計画されました。C級・D級はB級に比べ、排水量が増加し燃料搭載量が増え、航続距離が延長しています。A級・B級駆逐艦と同様に、C級は2速駆逐艦掃海具を備えた上で掃海・対潜を担当し、D級はソナーを備えて対潜を担当する予定でしたが、予算の関係でC級が4隻しか建造されず、さらには第2次大戦前にカナダ海軍へ移籍してしまい、119型ソナーを装備した対潜担当のD級駆逐艦のみが大戦時にイギリス海軍で運用されました。主砲は5.12インチ(13㎝)砲を装備する計画もありましたが、日本帝国海軍の睦月型などを参考に4.7インチ(12㎝)単装砲のままとなりました。ただ、この時日本帝国海軍ではすでに特型駆逐艦が完成しており、同時代の特型駆逐艦の12.7㎝連装砲や、フランス駆逐艦の13㎝単装砲、アメリカ海軍の12.7㎝単装砲などと比べると、以後しばらくイギリス駆逐艦主砲は劣勢となってしまいました。
  ・Defender ディフェンダー
  ・Diamond ダイアモンド
  ・Daring デアリング
  ・Decoy デコイ
  ・Dainty デインティ
  ・Delight デライト
  ・Diana ダイアナ
  ・Duchess ダッチェス


●E/F級嚮導駆逐艦 Exmouth Class
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【E級嚮導駆逐艦 エクスマス】



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【F級嚮導駆逐艦 フォークナー】


 A級嚮導駆逐艦のコドリントンは他の同級駆逐艦より大型で砲門数も多い船体でしたが、B級嚮導駆逐艦のキース以降は他の同級駆逐艦とほぼ同様の設計となっていました。しかし、嚮導駆逐艦はより大型で重武装であるべきという意見が復活し、E・F嚮導駆逐艦は他の同級駆逐艦に比べて排水量も増加、さらに主砲4.7(12㎝)インチ単装砲を1基増やし、5基搭載しています。艦長以下司令部要員も含め、175名が乗船しており船速も他の同型駆逐艦より若干上昇しています。エクスマスは大戦初期に喪失しましたが、フォークナーは戦後まで生き残っています。
  ・Exmouth エクスマス
  ・Faulknor フォークナー


●E級 E class
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【E級駆逐艦 エンカウンター】


 E級はC級のさらなる改良型として建造され、艦橋が3階建てとなり、缶室も2基から3基へと変更されました。また、本級以降の駆逐艦はASDICソナーを標準装備し、爆雷投射機2基、投下軌条1条を装備して対潜機能を強化したほか、7.6㎝高角砲を装備する予定でしたが、これは主砲の仰角を40度にあげる事で削除となっています。大戦前に機雷敷設駆逐艦へと改装されましたが、第二次大戦中に5隻が失われています。
  ・Echo エコー
  ・Eclipse エクリプス
  ・Electra エレクトラ
  ・Encounter エンカウンター
  ・Escapade エスカペイド
  ・Escort エスコート
  ・Esk エスク
  ・Express エクスプレス



●F級駆逐艦 F class
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【F級駆逐艦 フェイム】


 F級駆逐艦はE級駆逐艦の小規模改変型となります。ASDICソナーおよび2速駆逐艦掃海具(TSDS)も装備し、対潜および掃海機能を付加されています。E級で実装された40度の仰角のある4.7インチ(12㎝)単装砲を4基装備していましたが、第二次大戦中には護衛駆逐艦として改装され、主砲や魚雷発射管と引き換えにレーダーや高角砲、ヘッジホッグなどを装備しました。戦時中に4隻が撃沈および大破や座礁などで雷撃処分となっています。
  ・Fame フェイム
  ・Fearless フィアレス
  ・Firedrake ファイアドレイク
  ・Forester フォレスター
  ・Foresight フォアサイト
  ・Fortune フォーチューン
  ・Foxhound フォックスハウンド
  ・Fury フューリー


という事で、今回はF級駆逐艦までとなります。
第二次大戦前までに建造された駆逐艦はF級の後にまだまだたくさんあります。
特にV/W級と共にイギリス駆逐艦開発のなかでターニングポイントと言われるトライバル級がまだ残っています。
そしてトライバル級の後にようやく現在作成中のJ級駆逐艦が登場します。

なので、イギリス駆逐艦はまだまだ続きます!
暇な時にまったり見ていってください。


それでわ。
(*‾∇‾)ノ



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by rocondy | 2020-11-18 11:30 | 閑話 | Trackback | Comments(0)